躁鬱病・双極性障害と診断される前

私の仕事は接客業でした。
明るく周りとも仲良くし、お利口さんを演じてきました。
本当はそうじゃないのに。裏でなんか言われたら嫌だなぁ、と
色んな仕事を引き受けてきました。
ある日、五連続勤務の日があり（普通のサラリーマンなら五連続勤務なんか当たり前ですよね）
精神的にしんどく、追い詰められてました。
そんなとき、更に追い討ちをかけるようなことがあり
「なぜ私が悪いのか。私ばかり。何で？」と思い涙が出てきました。
（これに関してはいまだに納得してません）

耐え切れなくなり、何を思ったのか異常な量のナスを購入し
旦那から「頼むから精神科にいってくれ」と言われました。
そこまでおかしいとは自分では思ってなかったので、普段温厚で何も言わない旦那から
そんなことを言われビックリしました。

そして精神科に予約をし、病院にかかると
最初は「抑うつ状態」と診断されました。
そして「職場で泣いてしまうようなら休職しなさい」と
診断書を書いていただきました。
それを持って私は会社へ向かいました。
会社で診断書を渡し（多分このときは躁状態だったと思います）
思っていること、思っていたことを全てぶちまけたのです。
（これは今でも反省しています「何であんなこと言ったんだろう」と思います。それを言ってしまうことが躁状態の成せるわざなんですかね）

その後、休職という形で会社を休み（後に退職しますが）
抑うつ状態、と診断されたまますごしていました。
とある日、出ていた薬で動悸が激しくなり、夜も寝られない、心臓が痛い状態が続き
「死ぬ、死ぬ、本当に死ぬ。心臓が痛いときってこんなに痛いんだ」
という夜中が数度続き、
診察まで耐えられず、旦那に付き添ってもらい病院へ。
そこで、抑うつ状態から双極性障害に診断が変更になりました。

実は私は以前同じく抑うつ状態で会社を退職した事があります。
そのときも思えば、旦那に暴力を振るう、無理難題を言う、会社を辞めると立ち去るetcetcの
攻撃性をもった躁状態になっていたこともあり
「じゃぁ昔もうつではなく双極性障害だったのかもなぁ」と。

そんなこんなで、うつ状態→双極性障害に診断が変更になりました。